JQ3JLC

当局からのメール配信について

当局は、4月下旬と5月下旬の2度にわたり、JARL会員を対象として、当局が実施しているWEB署名への賛同や、その経過を知らせるメールを送信しました。
これに対して、多数の応援や批判の声を頂戴しました。

それらの中で、いくつか質問や意見を頂戴しましたので、代表的なものを以下に掲載致します。

Q1.どのようにして私にメールを送ったのですか?
A1.総務省の無線局検索からアマチュア無線局の一覧を取得し、そのコールサインをJARL.COMの会員検索にかけ、「◯YES」と表示された方に送付しています。

Q2.JARL.COMの会員検索や転送メール機能の目的外利用ではないですか?
A2.会員検索は会員を検索するため、メール転送は会員相互が連絡をとり「連盟会員が国内外のアマチュア無線家と円滑にコミュニケーションをとる」ためのものとされています。この目的から逸脱しているものではないと考えています。また、JARL.COMのサービスを利用してメール発信をしているわけでもないことから、ガイドラインの禁止するスパムメールの発信行為には当たらないと考えています。

Q3.いきなりメールを送り付けるのはスパムではありませんか?
A3.スパムメールとは一般的に「無差別かつ大量に一括してばらまかれる各種ネットメディアにおけるメッセージ」とされていますが、当方ではJARL会員という特定の宛先に限定して送信しており、配信内容も会員共通の事項である会の運営に関するものであることから、スパムメールには当たらないものと考えています。

Q4.だとしてもいきなり自分の意見を一方的に送信するのはおかしいのではありませんか?
A4.JARLは公益団体であり、民主的運営を基本としています。その前提として、会員が他の会員や現在の執行部にに対して意見を発表する権利は民主的運営の根幹として保証されるべきと考えます。JARL会員と連盟についての意見表明について、望まない情報だからといって特別に使用すべきでないとすることは適切ではないと考えます。

Q5.JARL.COMのサービスの使用方法として前例がない!
A5.アマチュアとは「進歩的」であるべきではないでしょうか。進歩的というのはすなわち前例がないということです。前例がないことを持って、行わない理由にはなりません。

Q6.同意のないメール配信は違法なのではないですか?
A6.営利を目的としない今回のようなメールは規制対象外です。違法ではありません。

Q7.JARLのサーバーに負荷がかかるのでは?
A7.ご指摘のとおりです。そのため、今後は複数回・複数通に分けて送信するなど、負荷分散に努めます。具体的には、これまで4万通以上のメールを一気に送信していましたが、1回の送信の通数を6千通未満とし、時間を開けて複数回で送信することにします。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *